【株式評論家の視点】神戸製鋼所に個人買い積極化、徹底的な売り込みの後で復元力期待

2013年1月11日 10:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  神戸製鋼所 <5406> が遅ればせの訂正高に動いてきた。昨年12月の中国の貿易統計が市場予想を上回る内容で、同国経済の回復期待が広がり、低位出遅れ株として見直しの目が向かってきた。鉄鋼株全体に人気が波及してはいるが、オンライン証券の売買手口では、同社が人気トップの状態にある。

  昨年9月6日には安値57円まで売り込まれたが、同社の株価2ケタ台は2003年7月以来、ほぼ9年ぶりのことである。そこまで徹底的に売り込まれてからの出直りとあって、下値不安の薄いことが個人投資家の積極的な買いを誘っている。

  総コストの削減が想定を上回ったことや、下落を見込んでいた鋼材販売価格の取り決めが、決着に至らなかったため、今2013年3月期の9月中間決算は営業利益が期初見込みの50億円の損失見込みから55億5400万円(前年同期519億円)の黒字計上へ大幅な上振れ決算となった。通期見通しの営業利益150億円(前期605億円)は据え置かれているが、同社を取り巻く環境好転を踏まえれば、来期の回復には大きな期待が持てそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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