【狙い場・買い場】ティー・ワイ・オー株価、高値圏での調整一巡感、2ケタ増益評価

2013年1月8日 09:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ティー・ワイ・オー <4358> (JQS)は、TV-CM制作事業を主力として、WEB広告などのマーケティング・コミュニケーション事業も拡大している。株価は高値圏で調整一巡感を強めており、上値を試す可能性がありそうだ。

  12月12日発表の今期(13年7月期)第1四半期(8~10月期)連結業績は、復興関連需要の一巡に加えて、不採算だった海外子会社の連結除外により売上高が前年同期比4.8%減収だったが、収益管理徹底なども寄与して営業利益が同14.7%増益となり、経常利益と純利益は黒字化した。

  通期の連結業績見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比3.5%増の250億円、営業利益が同10.5%増の16億円、経常利益が同28.0%増の14億円、純利益が同37.5%減の7億円としている。純利益は繰延税金資産計上効果が一巡して減益見込みだが、営業損益の改善は順調な模様である。通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が20.5%、営業利益が16.7%、経常利益が16.4%、純利益が27.0%とやや低調だが、広告需要が堅調であり、新興国地域での日系企業に対する広告サポート事業の拡大も期待され、現時点では特にネガティブ要因とはならないだろう。

  株価の動きを見ると、9月19日に年初来高値119円を付けた後は、概ね105円~115円近辺でモミ合う展開となっている。第1四半期業績の進捗率の低さが弱材料視される形で12月19日に一時101円まで調整する場面があったが、足元では110円近辺に戻している。1月7日の終値108円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円72銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS58円32銭で算出)は1.9倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発している。調整が一巡して上昇トレンドを継続する形だろう。第1四半期業績を弱材料視する動きは限定的な模様であり、上値を試す可能性がありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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