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東芝、米ウェスチングハウス株を約1250億円で追加取得 持分割合87%に
東芝は7日、2013年1月4日に、米大手エンジニアリング会社ショー・グループから、ショーの100%子会社であるニュークリア・エナジー・ホールディングスが保有するウェスチングハウス社の全出資持分(同社持株会社株式の20%)を約1250億円で取得したと発表した。取得対価は手元資金及び借り入れにより支払った。
これは、昨年10月6日にニュークリア・エナジー・ホールディングスによって行使されたプットオプション(ウェスチングハウス社の出資持分を東芝に売却することができる権利)の手続きに基づき実施するもの。
今回の出資持分取得により、ウェスチングハウス社に対する東芝の持分割合は87%となるが、ウェスチングハウス社への出資については関心を寄せている企業もあり、東芝が過半数を維持することを前提に新たな出資パートナーを迎え入れることを検討しているという。なお、パートナーの選定にあたっては、事業ビジョンや長期的な事業戦略を共有できること、ウェスチングハウス社とのシナジー効果が見込めること、ウェスチングハウス社の企業価値に対して適正な評価が得られること等を含め、総合的に判断するとしている。
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