【今日の言葉】中立的水準100円

2013年1月6日 15:48

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『中立的水準100円』=「1ドル・100円が中立的水準」との日産自動車ゴーン社長の見解が伝えられている。88円台まで進んでいる現在の円高修正には、まだ修正余地があるということのようだ。ただ、中立的という言葉は何を意味するのか少々、気になるところではある。

  100円が日本にとって、過小評価でもなく過大評価でもない居心地の好い水準と受け止めれば、仮に、100円を超え、110~120円と円安が進むようだと別の心配が頭をもたげるのだろうか。その場合は恐らく、日本の財政と貿易の双子の赤字による日本国債売りということではないないだろうか。

  為替も相場であり、相場は思った水準では収まらないのが普通である。100円も見えてきただけに円高修正を喜んでばかりはおれないことを頭に入れておかなくてはいけないだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【投資相談回答者の2013年相場展望】日経平均は6?7月に1万1000円も(2013/01/01)
【小倉正男の経済羅針盤】アベノミクスは日本経済の新機軸たりえるか(2013/01/01)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事