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【相場熟者が答える投資相談】スルガ銀行は持続で、日本郵政グループ関連で有望
【問い】 スルガ銀行 <8358> を1000円で1000株持っています。1割ほど上がってきましたので売却もと思いますが、今後の見通しと対処方法についてお願いします。
【答え】 1月4日(金)は38円高の1097円と続伸、42円高の1101円と買われ12月21日につけた昨年来の高値1081円を更新しています。
追加金融緩和によりメリットを享受できるほか、今回は2015年秋までに上場を目指す日本郵政グループ関連銘柄として見直し買いが株価を押し上げています。12月19日付の日本経済新聞朝刊が「政府の郵政民営化委員会は18日、ゆうちょ銀行が申請していた融資業務の参入を条件付きで容認した。住宅ローンはゆうちょ銀の直営82店で始め、5年後以降に全直営店に解禁する」と伝えたことから、以前から住宅ローンの仲介でゆうちょ銀と提携するスルガ銀行を見直す動きが強まりました。
足元の業績、9月中間期経常収益は540億5300万円(前年同期比1.7%増)、経常利益は167億8600万円(同19.2%増)、純利益は102億2400万円(同29.3%増)と好調で、今3月期純利益予想172億円(前期比10.5%増)は達成できる見通しです。
株価は、昨年6月4日安値704円を底に、13週移動平均線をサポートラインとして上昇トレンドが継続しています。「政府は4日、12年度補正予算案に盛り込む公共事業費を、地方自治体向けの交付金を含めて4兆円超にする方針を固めた」と伝わっていますので、防災対策など公共事業の増加で、地方銀行の貸出増につながると見られます。目先は、信用取組倍率0.18倍の売り長の好需給をテコに一段高へ向かう可能性もあります。また、日本郵政グループ関連として息の長い相場が続くと思われますので、持続もと考えます。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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