国際帝石、豪LNGプロジェクトで約1.7兆円のプロジェクト・ファイナンス契約調印

2012年12月19日 13:11

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 国際石油開発帝石は18日、豪州で操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーとともに進めるイクシスLNGプロジェクトに関し、同日、国内外の輸出信用機関8行および市中銀行24行などとの間で、総額200億ドル(約1兆7,000億円)を限度とするプロジェクト・ファイナンスに係る融資関連契約に調印したと発表した。なお、このプロジェクト・ファイナンスは、国際金融市場において過去に組成されたプロジェクト・ファイナンスの中でも最大規模となる。

 イクシスLNGプロジェクトは、日本企業が操業主体として主導する初の大型LNG(液化天然ガス)プロジェクト。今回のプロジェクト・ファイナンスに係る契約調印により資金調達が確実となり、イクシスLNGプロジェクトの実現に向けた大きなマイルストーンが達成されたことになる。なお、イクシスLNGプロジェクトでは2016年12月末までの生産開始を予定している。

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