【編集長の視点】再上場のチムニーは公開価格を55円下回り945円で初値

2012年12月14日 10:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  チムニー <3178> (東2)が、きょう14日に東証第2部に再上場された。2010年にMBOファンドのカーライル・グループが加わったMBO(経営陣による株式公開買い付け)により上場廃止されて以来2年8カ月ぶりの再上場で、公開価格は1000円、公開株式数は1094万2000株となっている。寄り付きの売り物から9時9分に公開価格を55円、5%下回る945円で初値をつけ、その後は初値近辺で売り買いが交錯している。

  公開価格のPERは、16倍台と割安だが、資金吸収額が109億円超と大きく、公開株式数に占める売り出し株式数もウエートも高く、さらにIPO(新規株式公開)後180日間にわたり保有株式の売却を制限されるロックアップ対象とはなってはいるが、MBOファンドの保有株式も多くなっていることを嫌い買い評価には至らず不調な初値形成となった。公開価格割れの初値形成は、12月11日上場のUMNファーマ <4585> (東マ)に次ぐ。

  同社は、居酒屋「はなの舞」377店舗、海鮮特化店「さかなや道場」97店舗など合計675店舗をフランチャイズ展開する外食産業で、ほかに防衛省などの官公庁内の飲食販売施設の営業を受託するコントラクト事業も兼営している。カーライル・グループ傘下で新しい居酒屋業態の開発や多業態展開を進め、愛媛県に水産加工会社を持ち、漁港から直接食材を仕入れるなど低コスト経営に磨きをかけてきた。

  今12月期業績は、売り上げ424億100万円(前期比12%増)、経常利益32億4300万円(同21%増)、純利益12億6300万円(同22%増)、1株利益62.1円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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