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【アナリストの眼】高値圏頑強株価のビー・エム・エル、業績上振れ可能性で仕込み場
<業績&株価分析>
受託臨床検査大手のビー・エム・エル <4694> の株価は高値圏でのボックス展開が続いている。今期(13年3月期)業績見通し上振れの可能性を評価して、ボックス上放れが期待されるだろう。
11月12日発表の第2四半期累計(4~9月期)連結業績は、売上高が前年同期比2.5%増、営業利益が同26.4%増、経常利益が同22.9%増、純利益が同18.0%増だった。医療情報システム事業が同4.1%減収だったが、主力の臨床検査事業が新規顧客開拓などで同2.6%増収と堅調に推移した。北海道地域の子会社を統合した第一岸本臨床検査センターの収益改善も寄与した模様だ。
通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比3.0%増、営業利益が同28.3%増、経常利益が同33.9%増、純利益が同54.7%増の大幅増益見込みとしている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.4%、営業利益が54.8%、経常利益が54.8%、純利益が53.5%と順調な水準であり、通期上振れの可能性もあるだろう。
主力の臨床検査事業では、新規顧客開拓が順調なことに加えて、北海道の第一岸本臨床検査センターや九州のQOLセントラルラボラトリーズなど、M&A効果で検査ラボの全国展開や規模拡大による事業基盤強化が進んでいる。腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなど食品衛生事業の成長も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、概ね高値圏の1950円~2150円でのボックス展開のようだが、足元ではレンジをやや切り上げてきた。今期好業績見通しを評価する動きだろう。12月10日の終値2101円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円24銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2248円93銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって徐々に下値を切り上げ、ボックスレンジから上放れの構えを見せている。通期業績見通し上振れの可能性を評価すれば、7月18日に付けた年初来高値2198円が視野に入り、これを突破すれば一段高の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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