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【アナリストの眼】生化学工業の株価モミ合い十分、通期増額を見直しへ
<業績&株価分析>
関節機能改善剤「アルツ」が主力の生化学工業 <4548> は、今期(13年3月期)連結業績見通しについて、第2四半期累計(4~9月期)業績発表時に増額修正している。株価は高値圏で堅調な展開であり、上値を試す可能性があるだろう。
修正後の通期見通しは、前回予想に対して売上高を50百万円増額の前期比1.2%減、営業利益を1億円増額の同41.5%減、経常利益を4億50百万円増額の同25.6%減、純利益を5億円増額の同17.5%減とした。第2四半期累計実績の増額分をほぼ上乗せした形であり、前回予想に比べて減益幅が縮小する。薬価引き下げの影響、円高の影響、医薬品原体の減収などがマイナス要因だが、特許訴訟勝訴に伴うジェル・ワンの出荷、訴訟費用の減少、受取ロイヤリティーの増加などがプラス要因となる模様だ。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.5%、営業利益が49.0%、経常利益が50.2%、純利益が46.9%となり順調な水準だろう。なお想定為替レートは1米ドル=78円としており、足元の円安メリットが発生する可能性もあるだろう。
株価の動きを見ると、3月21日の年初来高値940円には僅かに届かないが、9月以降は概ね900円近辺の戻り高値圏で堅調な展開となっている。今期見通しの増額修正も好感しているだろう。12月7日の終値895円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円53銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1021円24銭で算出)は0.9倍近辺となる。
9月以降は概ね860円~920円近辺でのボックス展開だが、煮詰まり感も強めてきた。26週移動平均線がサポートラインの形になれば、ボックスから上放れて3月21日に付けた年初来高値940円を試す展開が期待されるだろう。関節疾患関連は高齢者の増加に伴って市場拡大が予想されるため、中期的な収益拡大期待も支援材料だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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