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松井証券、「一日信用取引」を取扱い開始 手数料・金利・貸株料が無料
松井証券は6日、2013年1月4日より、「一日信用取引」の取扱いを証券業界で初めて開始すると発表した。これは、信用取引でデイトレードを行う積極的な個人投資家向けのサービスであり、デイトレード時の手数料および金利・貸株料が無料の画期的なサービス。
現行の制度では、信用取引で日計り取引を行う際に差入れた委託保証金は、同日中に他の信用取引の委託保証金に充当することができない。そのため、新規の取引を行う度に委託保証金を別途差入れる必要があった。しかし、2013年1月からの保証金府令等の改正により、同一保証金を同日中に何度でも新たな信用取引の委託保証金に充当することが可能となり、一定の委託保証金でより多くの信用取引を行うことができるようになる。
松井証券は、今回の制度変更が個人投資家の資金効率を高め、信用取引の利便性を大幅に向上させるものと考え、2013年1月4日より「一日信用取引」の取扱いを開始することを決めた。同サービスは、今回の制度変更のメリットを最大限に活かした他には例のないサービスで、デイトレード時における1注文あたりの建約定代金合計が300万円以上の場合に金利・貸株料(年利)が0%となる。なお、300万円未満の場合は2%となる。また、新規建を行った翌日以降は、建金額にかかわらず年利2%の金利・貸株料がかかる。委託手数料は無料。
なお、松井証券は「一日信用取引」の取引システムについて特許出願中であり、特許権の取得によって同社の資産であることを明確にし、企業価値の向上に結び付けていく考え。
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