【アナリストの眼】イーブック株価、高値圏超頑強、好業績&好テーマで上放れ近い

2012年12月5日 10:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  イーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)に注目したい。電子書籍配信事業を展開し、今期(13年1月期)業績の上振れ期待や中期的な収益拡大期待が強く、株価は高値圏で推移している。12月5日に第3四半期累計(2~10月期)業績の発表を予定しており、業績面の裏付けが確認されれば上値追いの展開が期待されるだろう。

  通期業績(非連結)見通しの会社予想は、売上高が前期比36.0%増、営業利益が同13.2%増、経常利益が同18.6%増、純利益が同45.0%減としている。通期会社予想に対する第2四半期累計(2~7月期)の進捗率は、売上高が45.7%。営業利益が57.7%、経常利益が57.7%、純利益が55.6%と高水準である。第3四半期(8~10月期)以降には、集英社刊行コミックスなども加わってコンテンツが一段と充実する模様であり、通期上振れの可能性が高まっている。

  株価の動き(10月31日を基準日として1株を2株に株式分割のため以前の株価は遡及修正値)を見ると、電子書籍関連のテーマ性、通期業績上振れの可能性、さらに株式分割などを好感して上伸し、11月21日には年初来高値となる1960円まで上昇した。その後は短期的な過熱感もあって上げ一服の展開だが、高値圏で堅調に推移している。12月4日の終値1810円を指標面で見ると、今期予想PER(株式分割を考慮した会社予想EPS51円20銭で算出)は35倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮したBPS194円06銭で算出)は9倍近辺となる。

  週足チャートで見ると26週移動平均線に対するプラス乖離率に過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が縮小して、短期的な過熱感が解消された。市場全体で電子書籍関連の人気がやや沈静化したようだが、中期的な収益拡大期待が強いだけに、12月5日発表予定の第3四半期累計業績で順調な内容が確認されれば、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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