三菱UFJニコス、東京や横浜の商業施設にクラウド型マルチ決済システムを導入

2012年12月4日 11:41

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クラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」

クラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」[写真拡大]

 三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスは、三菱地所・三菱地所ビルマネジメントが運営する「丸ビル」「新丸ビル」「丸の内オアゾ」「東京ビル TOKIA」などに出店している丸の内・有楽町エリアの約500店舗や、横浜の商業施設「ランドマークプラザ」「クイーンズタワーA ショップ&レストラン」の約150店を対象に、クラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」を導入し、クレジットカード・銀聯カード・Suica電子マネー・ジェイデビット(J-Debit)の4つの決済が同一の端末で処理できるサービスを開始する。横浜ではすでに11月1日に導入しており、丸の内・有楽町エリアでは2013年2月1日からサービスを開始する。

 なお、丸の内・有楽町エリアではポイント制度「丸の内ポイント」にも対応する。これは、今年7月の「J-Mups」始動以来、初の加盟店独自のポイントプログラム導入となる。

 丸の内・有楽町エリアでは「J-Mups」端末約700台を一斉投入する。横浜では端末約190台を一斉投入した。

 「J-Mups」は三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で開発した。専用のサーバーに決済アプリケーションを集約し、加盟店に設置の決済端末からインターネット経由で利用(決済)できる仕組みとなっている。また、販促サービス(ポイントプログラムや電子クーポン等)のアプリケーションを追加できる「拡張性」、「決済端末の低価格」「高セキュリティ」「クレジットカードの高速処理(処理速度が1~2秒、一般的なアナログ回線の場合10~20秒)」を実現した画期的なシステムで、"次世代型の加盟店インフラ"を目指し、普及に注力している。

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