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【アナリストの眼】大和小田急建設株価に出直りの動き、受注2ケタ伸長、意外高も
<業績&株価分析>
中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> の株価が底打ち感を強めている。老朽化インフラの補修・更新需要、衆院選後の新政権による財政出動に対する思惑なども材料視され、出直り歩調が期待されるだろう。
今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)の連結業績は、受注高が前年同期比14.3%増、売上高が前年同期比10.7%増、営業利益が7億72百万円の赤字、経常利益が7億64百万円の赤字、純利益が6億35百万円の赤字だった。一部工事の着工遅れ、一部販売不動産の売却遅れ、労務不足による原価率上昇などがマイナス要因となり、売上高と利益は計画を下回った。ただし四半期別に分解すると、第1四半期(4~6月期)の営業赤字6億90百万円に対して、第2四半期(7~9月期)の営業赤字は82百万円となり営業損益が大幅に改善している。
通期業績については前回予想を据え置き、売上高が前期比2.8%増、営業利益が同2.8倍、経常利益が同2.9倍、純利益が同13.8%増としている。大和ハウス工業 <1925> や小田急電鉄 <9007> の案件を中心として受注高が大幅に増加し、営業損益も改善する見込みだ。
株価の動きを見ると、軟調展開が続き10月19日に第2四半期累計見通しの下方修正を発表したことも嫌気されて、10月30日には年初来安値となる143円まで調整した。しかし足元では160円台まで戻している。衆院選後の新政権による公共投資拡大に対する期待感が追い風のようだ。12月3日の終値163円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円58銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS521円84銭で算出)は0.3倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、強基調へ転換している。また週足チャートで見ると、抵抗線だった13週移動平均線を突破して底打ち感を強めている。26週移動平均線を突破すれば強基調への転換を確認する形となり、出直り歩調の展開が期待されそうだ。長期モミ合っていることから意外高の可能性を秘めているとみておきたい。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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