【アナリストの眼】ヤーマン株価、6月安値に対し下値抵抗、化粧品に期待、指標割安

2012年11月28日 10:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ヤーマン <6630> は脱毛器、保湿スチーマー、保湿美顔器、痩身器具など家庭用美容・健康機器メーカーで、化粧品事業も展開している。

  11月21日に今期(13年4月期)第2四半期累計(5~10月期)連結業績見通しの下方修正を発表した。前回予想に対して売上高を15億06百万円減額して93億60百万円(前年同期比12.0%減)、営業利益を4億55百万円減額して4億80百万円(同58.7%減)、経常利益を4億58百万円減額して4億50百万円(同62.1%減)、純利益を2億40百万円減額して2億70百万円(同59.7%減)とした。前期に好調だった脱毛器「no!no!HAIR」シリーズが需要一巡で計画を下回ったことに加えて、積極的な広告展開により販管費が増加した模様である。

  通期見通しについては、痩身アイテム「加圧エクサ」シリーズやミネラル化粧品「オンリーミネラル」が堅調であり、痩身器具「アセチノセルビー」も増加傾向であるため、こうした主力商品の販売動向を見極めたうえで、修正が必要と判断した場合に速やかに公表するとしている。通期も下振れの可能性は残るだろう。

  株価の動きを見ると、10月末の戻り高値圏から反落して軟調展開となり、11月21日には1080円まで調整する場面があった。第2四半期累計業績の下方修正も嫌気されたようだ。ただし通期業績の下振れ懸念も織り込んだ可能性があり、足元では下げ渋り感を強めている。27日の終値1106円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS200円01銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1118円22銭で算出)は1.0倍近辺となる。通期見通し減額修正の可能性があるため今期予想連結PERは参考外だが、その他の指標に割高感はないだろう。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、11月21日の安値をボトムとして一旦は反発局面のようだ。また週足チャートで見ると6月の年初来安値1040円を割り込まず、1100円~1200円近辺でのボックス展開のようだ。家庭用美容・健康機器市場は拡大基調であり、中期的な収益拡大期待が支援材料となって、調整一巡後に反発が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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