楽天とワールド、アパレルのBtoB事業で業務提携

2012年11月21日 12:05

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 楽天は21日、アパレルのBtoB事業において、総合アパレルメーカーのワールド(神戸市)と業務提携すると発表した。これにより、12月から、ワールドが運営する国内最大級のアパレル特化型BtoBマーケットプレイス「バイヤーズクラブ」のサプライヤーは、通常の手続きを行うことなく「楽天B2B(卸仕入れ専門)」に出展できるようになる。

 今回の業務提携により、「楽天B2B」のバイヤーは、仕入先の選択肢が増加するだけでなく、小売事業に精通したワールドのマーケット情報に支えられた多様なアパレル商品を「楽天B2Bポイント」を利用しながら仕入れることが可能となる。また、「バイヤーズクラブ」のサプライヤーは、「楽天B2B」独自のサービスである「楽ちょく」や「共同仕入れ」の機能を利用することで、付加価値の高い卸し販売を提供できる。

 なお、「楽天B2B」は、販売チャネルの拡大を図るサプライヤーと、商品ラインアップを広げるために新たな仕入れ先を探すバイヤーのニーズに応えるインターネット卸売りモール。バイヤーは、年間流通総額1兆円超の日本最大のインターネットショッピングモール「楽天市場」に出店する企業を中心に構成されている点が最大の特徴。

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