【アナリストの眼】キ―コーヒー増額、原料価格が下落、銀座ルノアール提携も好材料

2012年11月20日 10:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価診断>

  キーコーヒー <2594> は、レギュラーコーヒー製造販売を主力として飲食事業なども展開している。10月18日に今期(13年3月期)利益見通しの上方修正、10月22日に第2四半期累計(4~9月期)連結業績を発表している。

  第2四半期累計は売上高が前年同期比5.3%増、営業利益が同39.6倍、経常利益が同4.8倍、純利益が2億56百万円で黒字転換した。売上高は予想レンジ内だったが、利益は予想レンジの上限を大幅に上回る増益幅となった。コーヒー原料生豆相場の下落が採算改善に寄与した。

  通期見通しについては、売上高を544億円~569億円で据え置いたが、営業利益を前回予想に対して2.8億円増額して5.1億円~8.9億円、経常利益を3.0億円増額して7.5億円~11.4億円、純利益を3.1億円~3.4億円増額して3.5億円~5.0億円の見込みとした。家庭用・業務用レギュラーコーヒーが順調であり、飲食事業のイタリアントマトも順調な模様である。コーヒー原料生豆相場の下落が引き続き追い風となり、再度の上振れの可能性もありそうだ。

  なお11月19日、銀座ルノアール <9853> と資本・業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表している。店舗ノウハウの活用などで飲食事業などの収益力向上に繋がることが期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、好業績を評価する形で11月2日には年初来高値となる1570円まで上昇した。その後は概ね高値圏の1500円台前半で推移している。19日の終値1537円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想上限値の連結EPS22円58銭で算出)は68倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1442円03銭で算出)は1.0倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、足元では25日移動平均線を上抜けて11月2日の年初来高値に接近している。また週足チャートで見ても、13週移動平均線がサポートする形で下値を切り上げ、高値突破の構えを見せている。指標面の割安感に欠けるが、好業績見通しが支援材料であり、通期見通しの再度の上振れに対する思惑が広がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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