【編集長の視点】森永製菓は安値水準からの浮上、「元祖・安倍関連株」人気か

2012年11月19日 13:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  森永製菓 <2201> は、1円高の178円と小幅ながら続伸、6月4日につけた年初来安値171円に並ぶ安値水準から底上げしている。12月14日の与野党党首討論で、野田佳彦首相が、解散・総選挙を表明したサプライズを受けて、自民・公明連立勢力の政権奪還観測が強まり、円安進行による景気敏感株・輸出ハイテク株買いや、国土強靱化基本政策関連の建設株、橋梁株の再人気化が続いているが、安倍晋三自民党総裁の総理大臣指名を先取り、「元祖・安倍関連株」として同社株にも、買い物が波及している。

  同社株が「安倍関連株」と位置付けられるのは、同総裁のプロフィールと関連している。同総裁の昭恵夫人の父親の元同社社長の松崎昭雄氏が、森永一族の縁戚に連なっているためだ。また同総裁は、父親の故晋太郎外相の秘書官に就任するまでの3年間は、神戸製鋼所 <5406> に勤務した経験を持っている。

  このため同総裁が、前回2006年9月に総理大臣に指名されたときは、両社株はいずれも関連株買いを強めて、2007年2月高値に向けて上昇、今回もこれを連想して打診買いが続いているもので、神戸鋼も、きょうは3円高の75円と3営業日続伸している。

  森永製菓の株価は、同社の今3月期業績が低迷していることから年初来安値まで売られ、いったんは191円の戻り高値までリバウンドしたが、11月2日に今期第2四半期累計・3月通期業績を下方修正したことから、安値にあと1円と迫る172円まで売られる底もみ状態が続いていた。神戸鋼とともに、総選挙後の組閣動向を睨み2006年相場の再現思惑を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】ソーバル本格出直りへ、連続最高純益・増配見直し割安修正買い(2012/11/19)
【編集長の視点】総選挙後の産業政策期待で「安倍関連」の政治銘柄には日本版GMも浮上余地=浅妻昭治(2012/11/19)
【株式評論家の視点】逆日歩発生のオリエンタルランド、好業績で売方の苦しい状態続き踏上げも(2012/11/19)
【アナリストの眼】ログハウスのアールシーコア、株価頑強、契約棟数順調推移(2012/11/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事