雪印メグミルク、協同乳業と資本業務提携　20％出資

　雪印メグミルクは13日、協同乳業と、両社グループ間で資本業務提携を実施することに合意し、本日基本合意書を締結したと発表した。今後、雪印メグミルクグループと協同乳業グループは、既存の枠組みを超えた協力体制を構築し、共にコスト競争力のある強い乳業会社を目指していく。

　資本提携に関しては、両社グループの関係をより緊密なものにするために、雪印メグミルクは協同乳業の普通株式発行済株式総数の20%にあたる約200万株を2012年度中を目処に取得する。

　また、業務提携に関しては、生産の受委託を通じた工場等施設の効率的活用、物流の相互利用による効率化、資材の共同調達による原材料コスト削減、営業面での協力体制構築などで連携していく。

　なお、現在両社グループ間で具体的な提携案について鋭意協議中だが、今年度下期以降、案件の実施が決まり次第、順次実行していくという。