トヨタ、英工場で新型「オーリス」のラインオフ式を実施

2012年11月6日 11:10

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 トヨタ自動車は5日、同社の英国における生産拠点であるトヨタモーターマニュファクチャリングUK(TMUK)が、同日バーナストン工場にて新型「オーリス」のラインオフ式を実施したと発表した。

 式典で、トヨタの欧州統括会社であるトヨタモーターヨーロッパのディディエ・ルロワ社長は、「トヨタは20年前に、欧州初の生産拠点であるTMUKで生産を開始し、順調に事業を発展させてきた。オーリスはトヨタの欧州戦略車であり、ファミリーカー市場での販売強化につながることを期待している」と語った。

 今回ラインオフしたのは新型オーリスのハッチバックタイプであり、顧客の幅広い要望に応えるべく、ガソリン、ハイブリッド、ディーゼルの3つのエンジンタイプを設定した。また、2013年にはワゴンタイプである「オーリス ツーリング スポーツ」も、同じく3つのエンジンタイプで投入する予定。今回の新型オーリス立ち上げに伴い、TMUKでは約1.85億ポンド(約240億円)の新規投資と、約800人の期間従業員の新規採用を行った。

 TMUKは今年、生産開始20周年を迎え、これまでの累計生産台数は325万台以上、総投資額は21億ポンド以上に達している。

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