【アナリストの眼】アスカネット株価は上昇トレンド入り、指標割安に空中結像の材料

2012年11月1日 10:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  アスカネット <2438> (東マ)に注目したい。株価は安値圏でのボックス展開から上放れてトレンド好転を鮮明にしている。

  葬儀社向けの遺影写真のデジタル加工サービスと、個人向けの1冊からの本格的な写真集制作を主力事業としている。遺影写真は葬祭関連、写真集制作は婚礼関連が主力市場であり、景気変動の影響を比較的受けにくいことが特徴である。さらに新規分野として、空中結像の技術を用いた空中ディスプレイに取り組んでいる。

  今期(13年4月期)業績(非連結)見通しの会社予想は、売上高が前期比5.5%増、営業利益が同18.0%減、経常利益が同18.7%減、純利益が同14.4%減の増収減益見込みとしている。葬儀施行件数の減少などで遺影写真加工サービス収入が伸び悩み、為替の円高影響や減価償却費の増加もマイナス要因の模様で、やや保守的な予想となっている。ただし通期会社予想に対する第1四半期(5~7月期)の進捗率は、売上高が22.5%、営業利益が25.1%、経常利益が25.0%、純利益が24.9%と概ね順調な水準だった。通期下振れの可能性は小さいだろう。

  株価の動きを見ると、6月以降は概ね620円~680円近辺でのボックス展開だったが、10月29日に739円まで上昇するなど、足元では700円台を回復して、ボックスレンジから上放れの構えを見せている。10月31日の終値704円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS87円37銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は3%台後半、実績PBR(前期実績のBPS723円34銭で算出)は0.9倍台となる。

  日足チャートで見ると680円近辺のボックスレンジ上限を突破し、週足チャートで見ても26週移動平均線を突破してトレンド好転を鮮明にしている。今期減益見通しの織り込みを完了し、反発態勢のようだ。空中ディスプレイという新規分野の材料性も考慮すれば、強基調の展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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