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日揮、サウジアラビアでエチレン設備増設プロジェクトを受注
日揮は17日、同社のサウジアラビア法人であるJGCガルフ・インターナショナル社が、サウジアラビア国営石油会社(サウジアラムコ社)と住友化学がサウジアラビアで推進するラービグ第2期計画向けエチレン製造設備の増設プロジェクトを受注したと発表した。2015年の完成を目指す。
石油化学製品の世界的な需要の高まりを受け、サウジアラムコ社と住友化学の合弁会社であるラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニーは、サウジアラビアのラービグ工業地帯で石油精製・石油化学コンプレックス事業(ラービグ第1期計画)を運営しており、さらに、ラービグ第1期計画の大規模拡張計画(ラービグ第2期計画)を進めている。
今回JGCガルフ・インターナショナル社が受注したエチレン製造設備増設プロジェクトは、日揮が2008年に建設した第1期計画のエチレン製造装置(年産130万トン)を年産160万トンに拡大するための設備を増設するものであり、ラービグ第2期計画の中核装置の一つとして、その下流には多数の化学品製造設備が連なる非常に重要度の高い設備となる。
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