三井住友FGと住友商事、航空機リース事業の統合に向けた具体的検討を開始

2012年10月15日 18:31

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 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の子会社である三井住友銀行(SMBC)および三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、ならびに住友商事は15日、2012年6月に業務開始した「SMBC Aviation Capital」(アイルランド)を核とした世界第三位の航空機リース事業を、より一層スピード感を持って効率的に推進するため、既存のSMFLと住友商事との航空機リース事業合弁会社であるSMFL Aircraft Capital Corporation B.V.(オランダ)およびSMFL・エアクラフト・キャピタル・ジャパン(日本)、ならびに住友商事の100パーセント子会社であるSumisho Aircraft Asset Management B.V.(オランダ)の、「SMBC Aviation Capital」への統合に向けた具体的検討を開始したと発表した。

 今後、SMBC、SMFLおよび住友商事の3社、ならびにSMBC Aviation Capitalによる協議を経て、統合に関する契約締結および統合の早期実現を図っていくという。

 SMFGおよび住友商事の両グループは、引き続き、それぞれの持つ強固な財務基盤や財務ソリューション提供力、グローバルな顧客基盤、高度なリスク管理能力を活用し、航空機リース業務の一層の強化を進めつつ、グローバルな航空業界宛取組態勢の見直し、再構築を進め、国内外の航空会社及び航空機メーカーに向けて一層付加価値の高いサービスの提供を進めていく。

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