【株式評論家の視点】売方の買戻しを引き金に日経平均5週間ぶり反発へ、安川電は注目

2012年10月14日 16:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<相場展望>

  10月2週の相場は波乱商状だった。11日の日経平均は8514円と、直近9月6日の安値8646円を下回り、チャート的にはさらなる下値探りを覚悟せざるを得ない状況に追い込まれた。松井証券の信用買い残の評価損率も11日にはマイナス18.6%へ上昇。個人投資家の追証に対応する処分売りが想定外の下げをもたらした。

  反面、信用売り残の評価損率は12日現在で、マイナス3.3%と、売り方のほとんどが利食い可能な状況。こうした売り方の買い戻しが往々にして出直り相場への引き金になる。9月高値からの調整日柄、景気減速による業績悪化懸念など、悪材料は一巡の様相で、買い戻しが入りやすいタイミングだ。

  従って、10月3週となる今週は5週ぶりの反発局面が訪れると見る。もちろん減額懸念が尾を引く決算発表シーズンゆえに上値は抑えられる。先頭を切って、17日に決算発表が予定されている安川電機 <6506> の決算内容は大きな注目点(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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