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ソニー、35mmフルサイズCMOSイメージセンサー搭載のカメラ商品群を発売
ソニーは12日、カメラ製品の基本的な価値である「美しい写真や映像を撮って楽しむ」高画質撮影をさらに追求し、自社開発の35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーを搭載した、レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α”、デジタルスチルカメラ“サイバーショット”と、レンズ交換式HDビデオカメラ“ハンディカム”の3機種を発売すると発表した。
いつでも手軽に写真や動画を撮って楽しめるモバイル機器の普及により、デジタルイメージング市場ではより本格的な撮影が可能な高級コンパクト機やデジタル一眼カメラなどの需要が拡大している。これを受け、今回ソニーは、自社開発した35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーを、レンズ交換式デジタル一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、およびHDビデオカメラの3つのカテゴリーの新商品に搭載した。
今回搭載したイメージセンサーは、受光部の面積が一般的なデジタル一眼カメラで採用されているAPS-Cサイズのイメージセンサーと比較して約2.3倍と広く、レンズが集めた光を余すことなく受けることで、画面の隅々まで描写する高い解像感や広いダイナミックレンジ、さらに高感度・低ノイズ性能などの向上に大きく貢献する。
ソニーは、この大型のイメージセンサーと、同じく自社開発するレンズ、画像処理エンジンを用途に応じてそれぞれ最適に組み合わせることで、「ありのままを表現する解像感」、「感じたままを写す描写力」、「映画のような豊かな表現力」などの高いカメラ性能を実現した。ソニーは、フルサイズならではの高い描写力で本格的な高画質撮影を極めた新しい映像や写真の楽しみ方を幅広い機器で提供していく。
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