【アナリストの眼】上放れの可能性秘める日本プロセス、開発案件目白押し

2012年8月28日 13:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  システム開発の日本プロセス <9651> (JQS)は、火力発電所や自動車向けの制御システム、鉄道運行管理などの交通システム、衛星画像や防衛関連などの特定情報システム、スマートフォンやストレージデバイスなどの組込システム、非接触ICカードや道路ETCなどの産業・公共システム、およびシステム構築支援・保守・運用のITサービスを展開している。

  7月9日に発表した今期(13年5月期)連結業績についての会社予想は、売上高が前期比9.7%増の51億円、営業利益が同24.5%増の3億10百万円、経常利益が同17.6%増の3億50百万円、純利益が同33.2%増の2億02百万円としている。エコカー分野での次世代車両制御システムや電池システム、鉄道分野での整備新幹線関連や海外高速鉄道関連、ITサービス分野でのデータセンタ関連などの開発案件が期待され、プロジェクト管理も徹底して増収増益の見込みである。配当については年間30円(第2四半期末15円、期末15円)の予想としている。

  株価の動きを見ると、小動きだが足元では概ね800円台前半で推移している。27日の終値840円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS36円43銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回りは3%台半ば、そして実績PBR(前期実績の連結BPS1458円20銭で算出)は0.5倍台となる。

  週足チャートで見ると、大勢としては800円~860円近辺のレンジを往来する展開のようだ。月足チャートで見ると、800円近辺が下値支持線の形であり、今期の好業績見通しも考慮すれば下値不安は小さいだろう。指標面では予想配当利回りや実績PBRに割安感があり、電力・鉄道・高速道路などの社会インフラ関連、次世代エコカー関連、そしてクラウドサービス関連などのテーマ性も考慮すれば、きっかけ次第でレンジ上放れの可能性があるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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