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直近IPO株には株式分割がよく似合う!日本管理Cは2回目の株式分割を歓迎して3連騰=浅妻昭治
日本管理センター(日本管理C)<3276>(JQS)は21日、寄り付きの買い気配から361円高の3150円と買い進まれて3営業日続伸している。[写真拡大]
【浅妻昭治のマーケット・トーク】
日本管理センター(日本管理C) <3276> (JQS)は21日、寄り付きの買い気配から361円高の3150円と買い進まれて3営業日続伸している。
前日20日大引け後に今年2月に続いて昨年10月の新規株式公開(IPO)以来、2回目の株式分割を発表、前回の株式分割でも権利落ち後安値から8割高したことを連想し権利取りの買い物が殺到している。
直近IPO株は、今年6~8月を権利付き最終日にリブセンス <6054> (東マ)、エムアップ <3661> (東マ)、アイセイ薬局 <3170> (JQS)などが相次いで株式分割を発表して人気化しており、「富士には月見草がよく似合ふ」と石碑に刻まれた太宰治の名言ではないが、「直近IPO株には株式分割がよく似合う」といったところとなっている。日本管理Cの株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性を高め、より投資しやすい環境を整え投資家層の拡大を図ることを目的にしており、9月30日割り当てで1株を2株に分割する。
株価は、今年2月発表の前回の株式分割で上場来高値をつけ、権利を落として2112円まで売られて3900円まで買い直され、再び2272円まで調整したが、今期第2四半期累計業績が期初予想を上ぶれて着地したことをテコに2700円台まで戻した。PERは13倍台と割安で、株式分割権利取り妙味を示唆している。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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