関連記事
【アナリストの眼】ストリーム、特需反動減は下期から回復へ、株価当面は下値固め
【今、この銘柄】
パソコン・家電販売のECサイトを運営するストリーム <3071> (東マ)は、地デジ化特需の反動減などで足元の業績が悪化している。しかし、反動減が一巡する下期以降には業績改善傾向が期待されるだろう。
今期(13年1月期)第1四半期(2月~4月)連結業績は、売上高が前年同期比38.9%減の62億円、営業利益が1億21百万円の赤字(前年同期は1億19百万円の黒字)、経常利益が1億24百万円の赤字(同1億26百万円の黒字)、純利益が1億82百万円の赤字(同65百万円の黒字)となっている。
ネット通販事業では、家電エコポイント制度や地上デジタル放送への完全移行に伴う特需の反動減が続き、スマートフォンの普及などでノートパソコンの売上も大幅に減少した。12年2月に判明した過年度の不適切な会計処理に関連した調査費用を特別損失に計上したことも利益圧迫要因だった。
通期の連結業績見通しについての会社予想は、売上高が前期比2.1%増の346億85百万円、営業利益が1億34百万円(前期は3百万円の赤字)、経常利益が同5.2倍の1億21百万円、純利益が20百万円(同33百万円の赤字)の増収増益見込みとしている。配当については無配の予想としている。地上デジタル放送への完全移行に伴う特需が昨年7月に終了したことを考慮すれば、8月以降には反動減が一巡して業績が改善傾向を示す可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、7月24日に4万9000円を付けて、5月15日の4万9800円を割り込む場面があった。その後一旦は反発したが、足元では概ね安値圏の5万円台前半で推移している。
17日の終値5万1000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS502円55銭で算出)は100倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS4万3383円40銭で算出)は1倍台前半の水準となる。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を割り込んで上値を切り下げる形だけに、当面は5万円台前半での下値固めの展開だろう。ただし、地デジ化に伴う反動減は8月以降に一巡する可能性が高いだけに、下期からの業績改善が注目されそうだ。株価も調整一巡後の反発が期待される(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリストの眼】来週の相場展望:戻り歩調の中、「債券売り、株買い」の持続を見極める展開(2012/08/19)
・【銘柄診断】マミーマートは連続増益の実力を見直す、顧客の指向を徹底調査し品揃えを充実(2012/08/19)
・個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)
・IR Solution 東証マザーズ Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
