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【アナリストの眼】建設技術研究所の株価下値固め完了、受注高34.5%増に評価
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建設コンサルタントの建設技術研究所 <9621> の株価は、下値固めが完了して出直り感を強めている。受注は好調な模様であり、復興関連のテーマ性も支援材料だろう。
7月27日に発表した今期(12年12月期)第2四半期累計(1~6月期)の業績は、売上高が前年同期比8.8%減、営業利益が同33.2%減、経常利益が同31.4%減、純利益が同34.8%減の減収減益となった。復興需要対応での経費増加などが減益要因となった模様だ。受注高は同34.5%増の201.15億円と大幅に増加した。
通期については前回(2月16日公表)の会社予想を据え置き、売上高が前期比1.1%増、営業利益が同1.6%増、経常利益が同7.0%減、純利益が同18.5%増で、受注高は同7.6%増の340億円の見込みである。配当についても年間16円(期末一括16円)の予想を据え置いている。
第2四半期累計の通期会社予想に対する進捗率は、売上高が50.0%、営業利益が40.7%、経常利益が43.4%、純利益が41.4%となっている。利益面の進捗率はやや低水準だが、受注高の進捗率は59.0%と高水準であり、下期に利益面の挽回も可能だろう。
株価の動きを見ると、7月26日と8月1日に年初来安値となる445円を付けたが、その後は反発している。16日には前日比32円(6.87%)高と急伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。440円台での下値固めが完了した形だろう。
17日の終値499円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS35円36銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回りは3%台、そして実績PBR(前期実績の連結BPS1397円99銭で算出)は0.3倍台となる。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を僅かながらも突破し、出直り感を強めている。予想配当利回りや実績PBRに見直し余地があり、受注面の好調さや復興関連のテーマ性も考慮すれば、戻り歩調の展開が期待されそうだ。当面のターゲット水準は従来のレンジ上限となる570円近辺だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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