【銘柄診断】パーク24はカーシェアリングのポテンシャルの大きさが評価の焦点に

2012年8月17日 15:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  パーク24 <4666> が高値圏で頑強な動きを続けている。今2012年10月期の4月中間決算は経常利益78億5100万円と前年同期比55%の大幅増益を達成するなど、好業績が株価強調の根源。土地を賃借し運営するタイムズ駐車場の運営台数が着実に増加、月極駐車場及び管理受託駐車場の展開も拡大している。

  主力の駐車場営業で高い収益を確保する一方、今後に期待が大きいのがカーシェアリングの成長ポテンシャルの高さ。現在カーシェアリングサービスの車両台数は4073万台だが、これを2014年10月期には1万台にまで引き上げる計画。

  そして今10月期160億円(前期比25%増)が見込まれている経常利益を2014年10月期には240億円まで引き上げる計画だ。その成長ポテンシャルを評価している相場だが、ここ高値圏でやや頭の重さが目立ってきた。PERは20倍台とひとまず成長を織込んだ水準にあり、目先は調整機運が強まる可能性もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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