ニトリと帝人が商品共同開発プロジェクトを展開、第一弾はランドセル

2012年8月8日 11:13

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「ニトリのランドセル『わんぱく組』」(画像:ニトリ)

「ニトリのランドセル『わんぱく組』」(画像:ニトリ)[写真拡大]

 ニトリと帝人は7日、継続的に「お客様視点の『機能商品』を生み出していくこと」を目的に、ニトリの商品開発力と帝人の技術により、両社一貫体制の下で素材開発から商品企画、販売までを行う共同プロジェクト“新「機能商品」開発プロジェクト”を立ち上げると発表した。

 新「機能商品」開発プロジェクトの第一弾として、帝人の高機能人工皮革「タフガードライト」をランドセル用素材として共同で開発し、活用した新商品「ニトリのランドセル『わんぱく組』」(税込19,900円)を、8月8日に発売する。

 ニトリは昨年、帝人の人工皮革「タフガード」を使用することで「丈夫で軽量、通気性にも優れたランドセル」を企画・販売し、好評を得たが、今回は両社でさらに検討・改良を重ね、機能を一層高めた「タフガードライト」を使用することにより、丈夫さなどの性能はそのままに約10%の軽量化を実現した。

 また、背当ての生地としては、優れた通気性を持ち、スポーツシューズにも使用される帝人の高機能人工皮革「エアリー」を採用し、快適な背負い心地も実現している。

 ニトリは、第一弾であるランドセルにとどまらず、同プロジェクトの展開をインテリア・寝装品などの商品群にも拡大し、今後、両社共同で年間2~3商品を新規開発して市場投入していく。今秋には同プロジェクトの第二弾となる新商品を発売する予定。なお、中期的にニトリは、同プロジェクトによる販売総額として年間100億円を目指す。

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