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【銘柄診断】ダイコク電機は1Q決算発表を先取りし業績期待を高めて続急伸
ダイコク電機 <6430> は27日、後場に上げ幅を広げ134円高の1527円と続急伸し引けた。6月8日につけた年初来高値1574円を視界に捉えている。8月10日に迫った今3月期第1四半期(1Q)決算の発表を先取り、業績期待を高めて内需割安株買いが増勢となっており、売り方の買い戻しも交錯している。このところ、パチンコ関連株に業績の上方修正が続くことも、期待の背景となっている。
同社の業績は、前期業績が3回も続いた上方修正値を上回って着地、純利益が、16億6300万円(前々期は3億4200万円の赤字)と黒字転換幅を拡大して着地したが、今期はさらに23億円(前期比38%増)と続伸を見込んだ。
パチンコホール向けの情報システム事業でデータ表示やコンテンツ表示、音声演出を行なう情報公開機器「BiGMO」の高評価が続き、つれて同社のホールコンピューティングシステム「C2」の導入につながっていることなどが要因となっている。
前年同期の1Q業績は、急回復したものの、東日本大震災、電力供給不足でパチンコホールの設備投資が抑制された影響で利益水準自体は低位となっており、今期1Q業績の続伸・上ぶれ期待を高めて、好業績再評価につながっている。
株価は、今期業績の続伸予想で年初来高値をつける逆行高を演じたが、全般相場調整とともに1298円まで調整して出直り、この反発場面では信用売り残が積み上がり売り長となっている。PER9倍台、PBR0.8の割安修正をサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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