【今、この銘柄】利回り5%など指標割安のエフティコミュニ、第三者調査発表待ち

2012年7月22日 20:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エフティコミュニケーションズ <2763> (JQS)は、ビジネスホンやプリンタ消耗品などの販売が主力で、収益が拡大している。

  今期(13年3月期)通期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比1.7%増、営業利益が同48.2%増、経常利益が同30.0%増、純利益が同0.8%増としている。新規顧客の開拓やストック型収益の積み上げなどが寄与して、増収増益の見込みである。年間配当については1500円(第2四半期末500円、期末1000円)の予想としている。

  ただし5月31日、一部取引先との間で不適切な取引や会計処理が行われていた可能性が社内調査で確認されたため、第三者調査委員会を設置すると発表した。今期業績に影響はない模様(5月31日付の会社リリース)だが、7月上旬としていた第三者調査委員会の調査報告書の受領が遅れ、7月下旬頃に受領する見込み(7月10日付の会社リリース)となった。

  株価の動きを見ると、4月13日の12年3月期通期連結業績見通しの上方修正発表で急騰し、4月19日には年初来高値4万9700円を付けた。その後は反落し、さらに5月31日の第三者調査委員会設置の発表を嫌気して続落した。6月27日付でジャスダック監理銘柄(確認中)に指定され、6月29日には年初来安値2万4000円を付けた。足元も安値圏で推移している。

  7月20日の終値2万8250円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8327円70銭で算出)は3倍台、今期予想配当利回りは5%台、実績PBR(前期実績の連結BPS3万9621円35銭で算出)は0.7倍台となり、割安感の強い水準だろう。

  指標面の割安感が強いとはいえ、常識的には、調査報告書の内容が判明するまでは見送りが賢明ということになるだろう。第三者委員会の調査報告書受領と、12年3月期有価証券報告書の提出(8月2日までに提出予定)が順調に進み、今期業績への影響が軽微で監理銘柄も解除となれば、安心感が広がるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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