格安航空ジェットスター、関空-シンガポール直行便を11月に就航

2012年7月17日 19:08

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 格安航空会社(LCC)のジェットスターグループは17日、本日より大阪(関西)=シンガポール路線の航空券を発売すると発表した。同路線は、大阪(関西)ではジェットスター国内線と、シンガポールではシンガポール=ダーウィン路線と接続する予定。

 ジェットスターグループは2012年11月1日より、大阪(関西)=シンガポール=ダーウィン路線を週3便で運航予定。新路線のエコノミークラスは10,000円から、ビジネスクラスは60,000円からとなっているが、本日より2日間限定のシンガポール直行便就航記念セールでは、エコノミークラスは5,000円、ビジネスクラスは30,000円となる。

 なお、大阪(関西)=シンガポール路線は、エコノミークラスとビジネスクラスを有するA330にて運航され、シンガポール=ダーウィン路線はエコノミークラスのみのA321にて運航される。

 ジェットスターグループ日本支社長の片岡優氏は、「大阪(関西)=シンガポール=ダーウィン路線は、7月3日の国内線就航により存在感を増しているジェットスターグループのネットワークをうまく活かすことが出来る。ジェットスターグループはお客様へご提供できる選択肢を増やすことに注力しており、既存ネットワーク上の点と点を結ぶ機会を常に探している。ダーウィンは大阪だけではなく、ジェットスター国内線により東京、福岡、沖縄、札幌とも結ばれることになるため、シンガポール=大阪(関西)路線はオーストラリアとシンガポールからのインバウンド旅行者にとり、日本を満喫するのにとても利便性の高い選択肢となる。また、お手頃な国内線運賃もあり、この路線拡充がシンガポールやダーウィンへのアウトバウンド旅行者の増加につながることも期待している」と述べている。

 なお、ジェットスターグループによると、日本へのインバウンド旅行者数は増加傾向にあり、2012年1月~5月では、シンガポールからは45%増加し、オーストラリアからは15%増加したという。

 今回の新規路線就航により、ジェットスターグループは大阪(関西)より最大週31便の国際線を運航することになる。これには、ジェットスター航空が運航しているケアンズおよびゴールドコースへの長距離便、ジェットスター・アジア航空が運航している台北またはマニラ経由のシンガポールへの便も含まれる。また、ジェットスター航空は大阪(関西)行きに接続可能なエアバスA330によるメルボルン=シンガポール路線も運航している。

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