関連記事
【銘柄診断】シャープは個人投資家の買いが大量に流入、PER0.6倍の割安さに着目
シャープ <6753> は低迷相場を抜け出せない。7月12日に堺工場に対する台湾の鴻海グループの出資が完了と発表された。
堺工場の稼働率上昇につながるだけに好材料と思われたが、提携発表後も株価の下落傾向が収まらない。今後の鴻海グループの同社に対する出資に対して、なお不透明感を持つ向きが多いことが示された格好だ。
しかし、発表後の13日の相場では個人投資家の買いが大挙して流入し、相変わらず個人投資家の人気が高いことを示した。
堺工場で生産する液晶パネルを、同社と鴻海精密工業がそれぞれ50%ずつ引き取ることにより、高い稼動率維持が可能となるわけで、この提携効果が実現すると、同社の業容は一変する可能性がある。
液晶テレビの国内不振、大型液晶の在庫過多、ソーラーの過当競争などを指摘し、今2013年期営業利益200億円の見通しに対し、営業赤字の可能性を指摘する声が強い。
ただ、アナリスト筋も鴻海グループとの提携効果で来2014年3月期は様変わりの業績好転が見込まれている。市場筋の目がそうした来3月期にまで及ぶようになれば、株価も反転の勢いを増すことになりそう。PBR0.6倍はいかにも割安感の強い水準だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【特集】クールビズ関連銘柄:盛り上がるクールビズ関連商戦(2012/06/03)
・【特集】ロンドン五輪:関連ビジネス本格化、経済波及効果に期待(2012/06/02)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/06/25)
・会員急増!株式評論家:浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)推奨銘柄を公開(2012/06/25)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク