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【銘柄診断】ヤクルト本社は需給が相場を主導、大株主は買い増しの意向強く思惑が増幅
ヤクルト本社 <2267> は7月12日に3160円と4月23日の3135円を更新、13日も3190円まで買い進まれ、新展開入りの動き。
6月28日に3050円と3000円大台を回復、29日に3120円とさらに前進し、以後はずっと3100円台のもみ合いを続けてきており、今回の高値更新も当然の高値更新といった感触だ。
足取りから見る限り人気は徐々に温まってきているパターンで、それは好需給に起因するものと思われる。7月6日申し込み現在の取組みは売り80万株に対し、買い残はわずか7万株という大幅売り長状態。つれて日証金でも連日逆日歩が発生しており、踏み上げが着実に進展している模様だ。
発行済み株式の約20%を保有する筆頭株主ダノンが求める約35%への出資比率引き上げに対し、同社は自主独立を維持するとしており、ダノンの買い増しへの思惑が底流している。さらに、ここへきてホクレンが同社株の追加取得を決めるなど、想定外の好需給も加わってきている。
従って、高値更新で相場に一区切りつくものではなく、今後とも人気は持続的なものとなる可能性もある。PERは既に37倍に達し、割高感が強いが、今回の相場はそうした指標では計れない流れだ。需給がすべての段階に入ってきた感触だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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