【銘柄診断】フランスベッドホールディングスは中国の高齢化社会入り取り込む

2012年7月8日 07:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  フランスベッドホールディングス <7840> が強い動きを見せている。6月7日に183円と、3月8日の高値184円に挑戦したが、それは叶わず以後調整局面に入っている。

  ただ、こうしたダブルトップ形成の後は上昇相場終了との見方から処分売りが加速し下げに弾みが付くケースが多いもの。ところが同社の場合、6月27日の安値160円、高値からの下げ率13%で早くも目先底を確認、再騰への態勢を固めつつある。

  前2012年3月期の営業利益は16億2500万円と前々期比2.7倍増益を達成した。続く今2013年3月期の営業利益も23億2000万円と42,7%の大幅増益が見込まれている。拠点を新設したことなどにより介護ベッド、介護用品の売上が拡大していることが背景。

  また、高齢化社会に突入しつつある中国において、このほど医療・介護用ベッド、福祉用具等を生産する合弁会の設立を発表した。今後の収益押し上げに大きな役割を果たすものと見られている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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