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マツダ、電気自動車「デミオEV」を10月からリース販売開始
「デミオEV」(画像:マツダ)[写真拡大]
マツダは6日、2012年10月より、「マツダ デミオ」をベースに自社開発した電気自動車「デミオEV」のリース販売を日本国内で開始すると発表した。
「デミオEV」は、高効率なリチウムイオンバッテリーや独自のモーターを搭載することで、優れた加速性能・ハンドリング・乗り心地などの気持ちの良い走りと200kmの航続距離(JC08モード/社内測定値)を両立し、ベース車両と同じ居住空間・荷室容量も確保している。走行中にCO2などの排出ガスを出さないゼロ・エミッション車として、中国地方の地方自治体や法人顧客を中心に、合計約100台を販売する予定。
マツダは、エンジンの効率改善や車両の軽量化など、自動車の基本性能であるベース技術を徹底して改良した上で、減速エネルギー回生システムやハイブリッドシステムなどの最適な電気デバイスを段階的に導入する「ビルディングブロック戦略」を採用している。電気自動車についても、様々なエネルギーのより効率的な活用が可能となる将来の社会を見据え、継続的に研究開発を行ってきた。今回のリース販売を通じて、顧客の利便性や電気駆動技術などについての知見をさらに深めていく方針。
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