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【銘柄診断】日立製作所は再建軌道が加速、今3月期は21年ぶりの最高益も
日立製作所 <6501> が存在感を強め出直り歩調に転じてきた。同社の高コスト構造の抜本的な見直しと積極的な中期経営計画などが見直され、安定感のある出直り相場を見せている。
今2013年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中だが、事業構造の転換を加速するために、この4月1日付で組織再編を行った。
情報・通信システムグループ、インフラシステムグループ、電力システムグループ、建設機械グループ、高機能材料グループの5領域に分け、社会イノベーション事業への構造転換を加速する。
同時に中国・アジア地域での開拓を強化するために中国・アジア地区総裁(中国・北京に常駐)を設置。本社機能の一部を移管し、中国・アジア地域での機動的な経営を行う。
こうしたことから今2013年3月期の業績について保守的との味方が強まり、営業利益は会社側見通しの4800億円(前3月期4122億円)を上回る5050億円に上振れるとの見方が強くなっている。場合によっては営業利益が1991年3月期の5064億円を上回り、過去最高をクリアーする可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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