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【銘柄診断】ダイトエレクトロンは電子部品などの需要回復が顕著で今期増額も
ダイトエレクトロン <7609> は6月4日に322円で底打ちし、以後若干値固めをした後、ここ底値圏脱出へスタートを切りつつある感触だ。エレクトロニクス業界の厳しい環境を映し、前2011年12月期の前々期比18%の営業減益に続き、今2012年12月期も営業利益5億円と前期比45%の大幅減益が見込まれている。
株価はこの悪材料を織込むかたちで、昨年5月30日の738円をピークに、この6月安値322円まで時間をかけて織込んできた。PBRが0.4倍と大きく落ち込む中で、さすがにここ割安買いの機運が強まってきている。
今12月期第1四半期の営業利益は1億5600万円と前年同期比71%の大幅ダウンとなった。ただ、前年同期の業績が非常に好調だったことも大幅減となった要因。
主力商品の「電子部品&アセンブリ商品」のコネクタやハーネス、「画像関連機器・部品」のCCDカメラやレンズ・照明、画像処理装置等、多数の商品群で需要が回復し始めており、前連結会計年度後半の非常に厳しい状況から業績は回復を見せ始めている。
今12月期の6月中間決算の営業利益の予想数字は第1四半期で上回っており、今後増額修正が具体化の可能性が強そう。それをきっかけに見直し相場もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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