サイモン&ガーファンクルの音楽から・・・電気機器セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ

2012年6月22日 15:57

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

最近、サイモン&ガーファンクルにハマっている。おもに1960年代に活躍したアメリカ人男性2人のポピュラー音楽デュオで、有名な曲としては『サウンド・オブ・サイレンス』・・・。

最近、サイモン&ガーファンクルにハマっている。おもに1960年代に活躍したアメリカ人男性2人のポピュラー音楽デュオで、有名な曲としては『サウンド・オブ・サイレンス』・・・。[写真拡大]

  最近、サイモン&ガーファンクルにハマっている。おもに1960年代に活躍したアメリカ人男性2人のポピュラー音楽デュオで、有名な曲としては『サウンド・オブ・サイレンス』『スカボロ・フェア』『コンドルは飛んで行く』『ミセス・ロビンソン』などがあり、また、『明日に架ける橋』でグラミー賞を受賞したシンガーでありアーティストでもある。ダスティン・ホフマンが主役を演じてヒットした、1967年のアメリカ映画『卒業』の音楽を担当したユニットといえば分かる方も多いかもしれない。デュオとしては1970年に解散したものの、その後、折に触れて「再結成」をし、大規模なコンサートなどを行なっている。

  私がサイモン&ガーファンクルを初めて聴いたのは、40年くらい昔の幼い頃、親の「4チャンネルステレオ」を使って「レコード」で、だった。その後しばらく聴かなくなり、次に再び聴くようになったのは中高生時代で、自分用の「ラジカセ」を使って、おもに「カセットテープ」で聴いていた。それから20年くらい経った最近、また聴くようになったのだ。今は古い音源を引っぱり出してきて、あるいはネット経由で聴いている。

  ところで、上記のカギカッコでくくった言葉・・・いずれも懐かしい言葉だが、若い方々だと意味がよく解らないかもしれない(笑)。アナログからデジタルへ以降し、歩行中や電車などの中では「ウォークマン」ではなくてiPODで音楽を聴き、新譜はわざわざお店へ行ってレコードやCDを購入するのではなく、ネット経由でダウンロードする時代だ。でも、ハードやソフトは変わっても、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの良い歌、美しい歌声は変わらないと思う。

  音響機器の技術の進化から連想して、電気機器セクターで銘柄をウオッチしてみた。

★安川電機 <6506> (東1)

  モーション・コントロール、産業用ロボットなどの製品分野を持つ安川電機 <6506> (東1)を入れる。現在の株価600円台前半でPERは約18倍、PBRは約1.6倍となっている。単位1000株。チャートは3月19日につけた年初来高値813円から反落し、地合いの軟化にツレて続落トレンドとなっていた。が、6月4日につけた年初来安値544円で底を打ち、反発に転じている。800円フシまでの戻りが目標となりそうだ。業績は好調。今期2013年3月期連結業績予想は前年比増収増益を見込んでおり、『会社四季報』には次期2014年4月期も増収増益との予想値が出ている。業績面からも買い安心感がありそうだ。

★マブチモーター <6592> (東1)

  小型モーターで世界シェアトップというマブチモーター <6592> (東1)を入れる。現在の株価3100円ラインでPERは約26倍、PBRは約0.7倍となっている。単位100株。チャートは3月2日と同14日につけた年初来高値3930円から反落し、続落トレンドで来ていたが、6月4日に年初来安値2950円をつけた後は反発。以降は3000~3200円のレンジでモミ合っている。上ばなれから、まずは3400円フシまでの戻りを目指す。業績は好調で今期2012年12月期連結業績予想は前年比増収、営業・経常利益は2ケタ増益、純損益は前年の損失計上から黒字転換を見込んでいる。また、『会社四季報』には次期2013年12月期も増収増益との予想値が出ている。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

【関連記事・情報】
「地下鉄サリン事件の特別手配者、全員逮捕」のニュースから・・・=田北知見の銘柄ウオッチ(2012/06/16)
「脱走ペンギン帰還」のニュースから連想して「水」関連銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ(2012/06/09)
【注目のリリース】佐渡汽船が地元の観光会社の再生を支援(2012/06/21)
【注目銘柄】システナは自己株式取得の取得枠拡大を歓迎して高値肉薄(2012/06/21)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事