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【銘柄診断】東和薬品は連日の高値、連続減益業績織り込み売り方の買い戻しが先行
東和薬品 <4553> は21日、後場上げ幅を拡大し165円高の4455円まで上げて6営業日続伸し、連日の年初来更新となった。
前3月期業績の下方修正、前々期の過去最高純利益からの減益転換で売り込まれた年初来安値3045円から自己株式取得で底上げし、今期業績の連続減益を発表したが、市場コンセンサスを上回るとして年初来高値まで4割高しているが、なおPERは14倍台として内需割安株買いが増勢となっており、売り方の買い戻しも交錯した。
同社の今期業績は、売り上げが前期比11%増と続伸するが、経常利益が16%減と減益転換、純利益が、51億円(同11%減)と続落が予想されている。売り上げは、昨年11月に追加品としてアルトバチスタ錠が初収載されるなど後発医薬品が続伸して2ケタ増となるが、利益は、後発医薬品の拡販に向けた営業所の積極的な開設や山形工場などの新工場稼働に伴う減価償却費増などから連続減益と慎重に予想した。ただ純利益は、市場コンセンサスを約5億円オーバーする。
株価は、自己株式取得でつけた3870円高値からいったん3720円まで調整したが、今期業績の続落業績が市場コンセンサスを上回るとして再騰、高値もみ合いのなか年初来高値へ突き抜けた。信用取組は0.4倍台と売り長で逆日歩がついており、PER14倍台の割安修正をサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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