【銘柄診断】ルックは好業績受け見直し買いに拍車かかる、好需給も支援要因

2012年6月20日 16:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ルック <8029> が6月8日の高値447円に肉薄、再び新展開を目指す強い動きに変わってきた。事業構造改革の効果と震災復興に伴う市場の回復などにより、戦略ブランドの「トリーバーチ」や直営店を主販路とする「マリメッコ」、「イルビゾンテ」などの生活雑貨ブランドの売上げが前年実績を大きく上回った。

  そのため、今2012年12月期の第1四半期は営業利益6億9500万円と前年同期比2.1倍の増益を達成。今回据え置かれている、今12月期通期の営業利益10億円(前期比7%減)はいずれ増額の方向だろう。

  そうした好実態が見直し買いを誘引しつつある。直近の取組みは売り821万株、買い1156万株とタイトな状態にある。信用売り残が最も増えたのは4月27日申し込み現在の133万株から5月11日申し込み現在の400万株の期間。

  当時の株価は230円台から5月11日に310円まで駆け上がったところ。その後、売り方の買い戻しの機会はノーチャンスできており、新展開入りを前に踏み上げの動きが強まっていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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