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【銘柄診断】キョーリン製薬ホールディングスは単元株変更を前に2期ぶり最高純益更新を見直し続伸
キョーリン製薬ホールディングス <4569> は20日、31円高の1626円まで上げて続伸し、5月10日につけた年初来高値1679円を射程圏に捉えた。7月1日に単元株式数を1000株から100株に変更するのを前に、同社の今3月期の2期ぶりの過去最高純利益更新を見直し、割安株買いが増勢となっており、単元株式数変更後の値動き活発化期待も高めた。
単元株式数の変更は、投資しやすい環境を整え投資家層の拡大を図ることを目的としており、1単元当たりの投資金額は、約160万円から約16万円に引き下げられる。
一方、同社の業績は、前期に法人税率変更に伴い繰延税金資産を取り崩したことで、純利益が92億3100万円(前々期比15%減)と減益転換したが、今期純利益は、この一巡で118億円(前期比27%増)と増益転換し、2011年3月期の過去最高(109億2700万円)の更新が予想されている。
売り上げ、経常利益も気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤「キプレス」や過活動膀胱治療剤「ウリトス」の続伸などで増収増益転換を予想している。
株価は、今期予想業績が市場コンセンサスを上回るとして年初来高値まで買われたあと、1株純資産1581円水準でもみ合っていた。PER10倍台の割安修正で高値抜けから一段高に進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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