【銘柄診断】日本橋梁は仕手株出直りの牽引役を期待した個人の買いが膨らむ

　　日本橋梁 <5912> に連日個人投資家の買いが続いており、調整色を強めている中低位仕手株巻き返しへのリード役としての期待が集まっている。信用買い残の直近のピークは５月２５日申し込み現在の１９７４万株。そこから２週連続の減少で、直近６月８日現在では１７８４万株へと減少、目先筋の見切り売りが増加していることを示している。

　　直下型地震への備えのため首都高の補修工事が増加する方向にあるほか、道路として使うために設けられた「道路橋」の耐震性基準の見直し、ＪＲ東日本・ＪＲ西日本が耐震補強を積極化するなど橋梁業界を取り巻く好環境はロングランで続く見通し。

　　今２０１３年３月期は営業利益９億９０００万円（前期１億７３００万円）と飛躍的な業績向上が見込まれているが１株利益は５円に過ぎない。１月２０日の高値１１５０円は変化率を手掛かりに買い進まれた相場だが、次第に利益水準が問われる相場に移行しそう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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