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【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ギリシャ再選挙控えて様子見ムードの可能性
【外国為替市場フューチャー:6月11日~15日のユーロ・円相場見通し】
■1ユーロ=96円台~101円台を想定、ギリシャ問題やスペイン問題で大勢ユーロ売り継続だが
来週(6月11日~15日)のユーロ・円相場については、概ね1ユーロ=96円台~101円台のレンジを想定する。
ギリシャの再選挙に対する不透明感やスペインの銀行経営不安に対する警戒感が強い状況に変化はなく、大勢としてはリスク回避のユーロ売り・円買い優勢の流れが継続する可能性が高いだろう。
ポジション調整や円売り市場介入への警戒感でユーロ買い戻し優勢の場面も想定されるが、週末にはギリシャ再選挙、そして次週にはG20首脳会議や米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えているだけに、様子見ムードを強める可能性が高いだろう。
前週(6月4日~8日)のユーロ・円相場については、概ね1ユーロ=96円70銭近辺~100円60銭近辺のレンジで推移した。円売り市場介入への警戒感も強まりユーロ売りが一服した。週末8日の海外市場で終盤は1ユーロ=99円50銭近辺だった。
週前半は概ね1ユーロ=97円台でモミ合う展開だった。しかし日本時間5日夜に開催されたG7緊急電話会議後の安住財務相の発言を受けて、円売り市場介入への警戒感が強まった。ポジション調整の動きも加わってユーロ買い戻しが優勢になり、リスク回避の円買い圧力がやや和らいだ。
ユーロ・円相場に関しては、ギリシャ再選挙やスペイン銀行経営問題などに対する不透明感が強い状況に変化はなく、大勢としてはユーロ売りの流れが継続している。ただし、米追加緩和期待でのドル売り・円買い、そして円売り市場介入への警戒感も交錯している。
そして週末17日には注目のギリシャ再選挙を控えている。自治体労組のストライキで再選挙延期の可能性も懸念されており、大勢としては要人発言や主要メディアの報道などにも神経質な展開となりそうだ。ギリシャ再選挙の結果と、その後の動向を見極めたいとして、様子見ムードを強める可能性が高いだろう。
来週の注目スケジュールとしては、9日の中国5月CPI・5月PPI・5月鉱工業生産・5月小売売上高・5月固定資産投資、10日の中国5月貿易統計、11日のIMFのスペイン金融システムに関する報告書公表、12日のインドネシア中銀理事会、英4月貿易収支、米5月財政収支、13日のタイ中銀金融政策委員会、仏4月経常収支、ユーロ圏4月鉱工業生産、米5月小売売上高、14日のニュージーランド中銀政策金利発表、フィリピン金融政策会合、スイス中銀金融政策発表、ユーロ圏5月消費者物価指数改定値、米5月消費者物価指数、米1~3月期経常収支、米新規失業保険申請件数、OPEC総会、14日~15日の日銀金融政策決定会合、15日のユーロ圏4月貿易収支、米5月鉱工業生産、米5月設備稼働率、米6月ニューヨーク州製造業景況指数、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値などがあるだろう。
その後の注目イベントとしては、17日のギリシャ再選挙、18日の中国新築住宅価格、18日~19日のG20首脳会議、19日の独ZEW景気期待指数、米5月住宅着工件数、19日~20日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、20日の日本5月貿易統計、20日~21日のECB理事会、21日のユーロ圏6月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、ユーロ圏財務相会合、米5月中古住宅販売、米5月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米6月フィラデルフィア地区連銀業況指数、22日の独6月IFO業況指数、フランス・ドイツ・スペイン・イタリア首脳会議、EU財務相理事会、28日~29日のEU首脳会議などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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