【注目の決算発表】ニッピは最高純益から減益転換を予想し利益確定売りで急続落

2012年5月22日 11:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ニッピ <7932> (JQS)は22日、42円安の602円と急続落している。前日21日大引け後に3月期決算を発表、前期は、今年3月の再々上方修正通りに連続最高純利益を伸ばして着地したが、今期純利益を減益転換と予想、利益確定売りが増勢となっている。

  前期業績は、前々期比3%増収、29%経常増益、3.1倍増益と続伸した。天然羊腸の価格上昇が世界的に拡大し、ソーセージコラーゲンやケーシングの国内外販売が好調に推移し、ゼラチン事業も、健康食品向けのコラーゲン・ペプチドが続伸したことなどが要因となっており、純利益は、「大阪市難波土地区画整理事業」終了で配分された剰余金5億2000万円を特別利益に計上したことで大幅増益となった。

  今期業績は、売り上げの若干の増加を見込んだが、利益は、原材料価格上昇、電気料金値上げなどで減益転換、純利益を20億円(前期比8%減)と予想した。ただ今期も、東京都足立区に保有している土地を売却、17億5000万円の特別利益計上を予定している。

  株価は、今年2月の前期業績再上方修正でストップ高し、3月の3回目の上方修正では窓を開けて年初来高値833円まで急伸し、ほぼ往って来いの調整をした。目先売り一巡後はPER3倍台、PBR0.4倍の超割安修正を試す展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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