【銘柄診断】スギホールディングスは連続最高純益を見直し売り方の買い戻しもオンして急反発

　　スギホールディングス <7649> は２１日、５４円高の２４８２円と急反発し、４月１６日につけた年初来高値２６４６円を視界に捉えている。今２月期純利益を連続過去最高と予想、市場コンセンサスを上回ることを見直し割安修正買いが再燃しており、売り方の買い戻しも交錯し騰勢に弾みをつけている。

　　同社の今期業績は、前年同期比３％増収、４％経常増益と続伸し、純利益は、１１５億円（前期比０．５％増）と予想され、前期の過去最高を連続更新するとともに、市場コンセンサスを約７億円上回る。

　　前期は、新規出店を６７店舗（退店２０店舗）として期末店舗数は８２１店舗としたが、今期も中期経営計画の目標店舗数（２０１５年度１５００店舗）達成に向けて積極的な出店を継続、４９店舗の増加を予想、調剤薬局の処方箋増加も加わることが要因となる。

　　株価は、好決算発表とともに年初来高値まで２００円超幅の急伸を演じ、全般相場急落とともにほぼ往って来いとなった。ＰＥＲ１３倍台の割安修正を大きく売り長で逆日歩のつく信用好需給がサポートしよう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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