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【決算】ゼリア新薬工業は医療用薬品とヘルスケア両部門が揃って伸長
■医療用医薬品:主力商品アサコール、T社自販体制整備(海外)・長期処方可(国内)で売り上げ拡大、今期も増収増益見込む
ゼリア新薬工業 <4559> の前3月期連結業績は、医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも各商品群が揃って好調に伸張し、売上高が前の期に比べ7.5%増収、4割近い営業利益の増加で最終利益は55.3%と大幅増加となった。
前期業績は、連続して増収増益となったが、今期通期連結業績見通しも増収増益を予想している。
当期の部門別概況は、「医療用医薬品」事業は、主力製品の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が、海外でティロッツ・ファーマ社の自販体制が整備されてくるのにつれ営業力が強化され売り上げを拡大、国内でも昨年1月から長期処方が可能となったことで市場浸透が進み、売り上げを大きく伸ばし、亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」も堅調であった。
社内的には、MR(医薬情報担当者)の資質向上と学術情報活動の一層の充実を図った。売上高は、30,922百万円(前期比6.7%増)。
「コンシューマーヘルスケア」事業は、超高齢社会が進展する中、生活者のセルフメディケーションをサポートする製品を通じた市場形成を進め、なかでも主力製品群である「コンドロイチン群」、滋養強壮剤「ヘパリーゼ群」、植物性便秘薬「ウィズワン群」は、テレビCMやそれに連動した店頭販売促進活動、を積極的に実施し、また、コンビニエンスストア向け新製品として「ヘパリーゼW」(清涼飲料水)を発売、ヘパリーゼ群、ウィズワン群は大きく売り上げを伸ばし、コンドロイチン群も安定した伸びとなった。売上高22,030百万円(同8.7%増)。
「研究開発の状況」は、国際的に通用する新薬の創製を念頭に、自社オリジナル品の海外での臨床試験を積極的に進めるとともに、海外で実績のある薬剤を導入し、国内での開発を進めている。最重点領域である消化器分野の新薬パイプライン強化に取り組む。「アサコール」については、協和発酵キリンと共同でクローン病対象にフェーズIIを実施中であり、また、中国では潰瘍性大腸炎対象のフェーズIIIを進めている。
自社オリジナル品の「Z-338:予定製品名=アコファイド」は日米欧3極で開発を進め、国内では前期に実施した機能性ディスペプシアを適応症とした製造販売承認申請か審査中である、など新薬の開発研究に積極的に取り組んでいる。当期の研究開発費は、5,308百万円(前期比0.5%増)。
■ヘルスケア3商品群、ブランド認知度アップで売り上げ拡大
今期通期の連結業績は、売り上げ面では、医療用医薬品事業は、薬価改定の影響はあるが、主力製品のアサコールの国内外での売り上げ拡大、コンシューマーヘルスケアも「コンドロイチン群」、「ヘパリーゼ群」、「ウィズワン群」中心に積極的な広告展開で、ゼリアブランドの認知度向上につれ、売り上げ拡大を見込んでいる。
売上高560億円(前期比5.3%増)、営業利益46億円(同0.7%増)、経常利益45億円(同1.9%増)、当期純利益32億円(同11.8%増)を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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