【注目の決算発表】太陽誘電は急反発、連続赤字が市場予想下回り黒字転換幅が市場予想上回る

2012年5月15日 13:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  太陽誘電 <6976> は15日、61円高の783円まで上げて3営業日ぶりに急反発している。前日14日大引け後に3月期決算を発表、前期純利益が、昨年11月の再下方修正値を下ぶれ赤字幅を悪化させて着地し、赤字幅が市場コンンセンサスを下回り、今期は黒字転換を予想し、黒字幅が市場コンセンサスを上回っており、それだけ業績がV字回復するとして売り方の買い戻しを交えて下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  前期業績は、売り上げが、前々期比12%減と減収転換し、経常利益が90億7000万円の赤字(前々期は67億4000万円の黒字)、純利益が215億9900万円の赤字(同55億600万円の赤字)と落ち込み、純益赤字幅は市場コンセンサスを10億円強下回った。米アップル社向けなどのスマートフォン、タブレットPC向け部品は好調に推移したが、パソコンや液晶パネル向けが、在庫調整の影響で低調に推移、希望退職者募集に伴う退職特別加算金などの事業構造改善費用や繰延税金資産取り崩しが重なり大きく悪化した。

  今期業績は、スマートフォンやタブレットPCの市場拡大と高機能化が進んで主力のスーパーハイエンド商品の需要が拡大し、事業構造改善効果で固定費も削減されることから増収・黒字転換を予想、純利益は、55億円と市場コンセンサスを約24億円上回る。

  株価は、希望退職者募集発表で再度、突っ込んだ年初来安値565円から4月に米アップル社の好決算に連動高、同高値932円まで6割高したが、半値押し水準まで調整した。PER16倍台、PBR0.8倍の下げ過ぎ訂正、売り長となっている信用好需給もフォローして4月の急伸相場再現思惑が高まろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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