【銘柄フラッシュ】関西電力が原発の再開期待で急動意となりグリーは反発

2012年5月14日 19:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  14日後場は、為替が再び対ドルで79円に入る動きをみせたため、引き続き好決算銘柄や思惑材料の出た銘柄などを個別物色の展開。ソニー <6758> が13時頃から持ち直す相場となり、堅調相場に転じて東証1部の売買代金1位で1.7%高。決算発表後の売り一巡感とされ、前週末に決算を発表したパナソニック <6752> も朝方に安値を更新したあと持ち直し1.4%高。グリー <3632> は売買代金4位で1.3%高の反発となり、「コンプリートガチャ」を5月いっぱいで停止することを9日に発表しており、これを巡る売り一巡との見方。

  関西電力 <9503> は、午後、大飯原発の再稼働を巡り、地元・おおい町が賛成を決議と伝えられたことを好感し急動意の5.6%高。一方、東京電力 <9501> は、これに連動高したあと、大証・名証に上場廃止を申請と発表したことが手控え要因となり、再び軟調に転じて2.2%安。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きオリエントコーポレーション <8585> の16.3%高となり11日に発表の3月決算を好感し急反発、2位は前引け3位のユニデン <6815> となり同日発表の3月決算を好感し前引けの11.1%高から12.0%高と反発幅を拡大、3位はイーグル工業 <6486> となり11日に発表の3月決算を好感し前引けの9.9%高から11.4%高とジリ高。

  ソースネクスト <4344> は11日に発表した3月決算を好感し一時高値を更新し9.6%高、日本写真印刷 <7915> も11日に発表した3月決算を好感し急反発の9.5%高、フジミインコーポレーテッド <5384> も11日に発表した3月決算を好感し戻り高値を更新の9.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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